stroll / 散歩

NYコロナ事情レポート ~街と人を観察する

ここ1、2週間、気候が良い。日本にも梅雨前の一瞬こういう時期がある、あの爽やかな気候を想像してほしい。まさにああいう感じ。 湿度が低くて、20℃前後の気温。 気持ちがいいし、気分がいい。 コロナ・パンデミックの状況はアジア圏と比べれば、まだまだ厳…

文通で立ち止まる。

NYに引っ越してから、日本の友達ふたりと文通している。 本当は手紙を手書きして、封筒に入れて、切手を貼って、ポストに投函するという、アナログでやりたかったのだけれど、ひとりは、相手の要望により、もうひとりとはコロナの影響で1通目の国際郵便が届…

CVと履歴書の話 ~社会デザインの話~

CVを書いている。 CV(そのままアルファベット読み)とは、日本で言うところの履歴書で、内容的には職務経歴書も含むもの。resume(レジュメ)と呼ばれたりもする。 履歴書のようにひな形が売っている訳ではなく、形式を整えてワードで作る。新しい職務履歴…

NYコロナ隔離生活:スーパーへ行った話(写真多め)

新型コロナウイルス(COVID-19)の影響による自宅隔離生活が長くなってきた。 私自身の心理状況が落ち着いてきたこともあって、街が落ち着いて見える。ニューヨークは冬が寒いせいか、春の訪れが一層に嬉しく、萌える木々が美しい。もちろん、家の通りの向こ…

ZOOM気流舎レポート!~NYコロナ事情アップデート

2020年4月27日、イベント、ZOOM気流舎「ごんちゃんのニューヨーク便り」を行いました! 12名の方にご参加いただき、ありがとうございました。 www.facebook.com 本物の気流舎は、下北沢にあるとても居心地の良い小さな空間。 セルフビルドで、やさしい木目の…

NYごみ事情 自転車と粗大ごみと近所のパン屋編

2月くらいからNYのごみや、リサイクル、エコ事情を調べていたのだけど、コロナ発生によりプロジェクトを断念していた。が、ZOOM気流舎イベント中締め後、エコロジーやごみの話になって、やっぱりちょっとずつ書いたりしていこうと思った。ので書く。 うちに1…

潜伏期間、免疫、コロナのあれこれ翻訳しました

日本のツイッターでもバズった「手を洗え、顔をさわるな」のデイヴィッド医師の動画、翻訳後半をアップします。 後半はたっぷり30分の質疑応答です。 一旦翻訳して、キーワードごとにまとめて並べ替えて、ここに掲載したいと思います。 今回は、文意の間違い…

コロナ stay home日記

昨日、この記事を書き終えて、ブログにアップしました。 gonna-dance.hatenablog.com この記事の中では、NYでコロナ患者治療の最前線にいるICU専門医師による動画の翻訳を載せているんだけれど、(あ、気になった方はリンクから読んでみてください。予防や感…

コロナによる日常生活の変化(認識という頓服薬の話)

みなさん、こんにちは。NYからです。 今日はちょっと、メンタル落ち着かない人がいたら、読んでほしいなと思うような内容です。落ち着かない内容はなんでもいいです。怒り、悲しみ、不安。 現在、引き続き、ここNYは世界で一番コロナの罹患者数が多い地域の…

NYコロナ事情アップデート(陽光さんとシングルマザー編)

「途中でやめる」というファッションブランドや、『バイトやめる学校』という本や行為、「場所ップ」とか、「ファミカセいこかもどろか」とかの動画とか、私のなかのゼロを1にするタイプの天才のひとり、山下陽光さんと、コロナのことで、やりとりしました…

自粛の曖昧さを乗り越えるために

自宅ごもりが続く中、日本のインドと言われる私の大好きな東京の街、高円寺の友達から連絡があった。 彼と話して、私もいろいろすっきりした。 それは何かというと「自粛」の正体。 それと、自粛という魍魎のような曖昧なものにやられないために必要なのは、…

近所で面白いこと(コロナ隔離生活を健やかに過ごしてみる)

ほら、コロナとかで腐りそうになるじゃないですか。 ニューヨークも事態がどんどん変わって、ちょっと気が塞ぐ。 レストランやカフェなんかもデリバリーやテイクアウトのみの営業になったから、店内の椅子を取っ払ったりしている。デリバリーだけだから店内…

銀行口座を開いた話

銀行口座を作った。外国籍人として住むと、やはり少し面倒だ。その国の国籍を持っていないとひと手間かかる。どの国でもきっとそうじゃないだろうか。こういう時、「日本だったら・・・(もう少し楽だったのに)」と口にしたくなるが、意識して避けてみてい…

3月11日に思うことと、想像ラジオへのリクエスト

今日は3月11日。 どうしても、2011年3月11日と、それからのことを思い出さざるをえない。 この日だけがあの日を思い出すわけではないのだけれど、つらい記憶であることは確かなので普段は入らないスイッチを入れ、「よし」と決意させる力がこの日にはある。…

コロナウイルスがNYにも来た(薬局へ消毒液を買いに行った話)

中国武漢から始まったコロナウイルスの感染拡大(注)。今、多くの人の懸念をかっさらっているのはこれだろう。日本は、政府の対応の不味さによる人災がでかいのではないかと思うようなニュースばかり。ニューヨークから見てても腹立たしい。 消毒液やマスク…

「刺す」いろいろ(英語の話)

先週、インフルエンザの予防接種と採血をしてきたのですが、その前日に見ていたネイチャードキュメンタリーにヤマアラシが出てきて、ライオンをあの背中の針でめっちゃ刺してました。ライオン、撃退されてた。ヤマアラシ、強い。「刺す」って言ってもいろい…

家事分担と(賃)労働について

私とパートナーは家事をそれはもう適当に分担している。テキトー。明確に分担してはいない。余裕のある方、やりたい方がやる。ちょっと大袈裟に聞こえるかもしれないが、相手を思いやり、気遣いあって、分担バランスに気をつけ続ける。負担になっていないか…

図書館いろいろの話 ハリポタ的建築からジン図書館まで

ニューヨークに来てから、よく本を読んでいる。 元々、本を読むのが大好きなのだが、時間と心に余裕があって、よく読める。こちらに来てからの2週間は特に、時差ボケも手伝って、よく朝方から本を読むことができた。朝方4時か5時から、パートナーを起こす朝8…

ソーシャルセキュリティナンバーを取りに行った話

ソーシャルセキュリティーナンバーを取得しに行ってきました。 ソーシャル・セキュリティー・ナンバー なんだそれ、という感じなんですが、英語のスペルで Social Security Number 日本語訳で、「社会保障番号」。頭文字を取って、SSNと言われたりします。 …

米国の保険と救急車を呼ぼうとした話

2020年1月27日(月曜日)、保険に加入した。米国では保険の加入は基本的に個人の任意で、様々な会社が提供するものを自分の状況を考え、会社や保険を選んで買って、加入する。 ともかくお金がたくさんかかるのが恐ろしい。以前、友人の机の上の請求書の束を…

結婚証明の取得と苗字の話(2)

こちらの話「結婚証明の取得と苗字の話(1)」の続きです。 結婚証明手続き2日目、2020年1月22日(水曜日)当日、朝早く目が覚め、緊張から思考停止状態になっていたこともあり、瞑想の時間を持った。だいぶ落ち着いた。自分で思っているよりもかなり緊張し…

結婚証明の取得と苗字の話(1)

2020年1月21日、ニューヨーク市市役所(NY city clerk's office)に結婚証明の申請に行ってきた。 予め、予約を取って、パートナーとひとりひとつ身分証明書を持って。念のためボールペンを持つ。書きにくそうなボールペンで署名するのがなんとなく嫌だから…

行ってきます会を振り返る(ほんでこれからを考える)

東京を離れる前に、4つイベントを用意しました。 できるだけ、多くの人に再会してから渡米したかったから。忙しい東京の暮らしでも、4回何らかのイベントがあれば、どれかに予定を合わせてもらえるんではないかと思ったので4回。東京でお世話になったスペー…

結婚指輪の話

ニューヨークに引っ越しました。2020年1月14日付け。 これからも楽しく生きていくため。パートナーと暮らすため。引っ越しました。先週から移民です。 いろんなことがありますが、今日はちょっと指輪の話を書いておきたい。 ニューヨークに着いた当日、パー…

日記

植本一子さんの本に影響されて、もっと日記を書こうと思った。日々、結構たくさんのことを思うのに、もったいない気がするから。セラピー的にも良い。 友達のマリコさんは、ずっと毎日ブログを書いてる。凄いことだ。 諸々もありのままで出していけたらいい…

今、生きててよかったなと思えることのひとつ

今、生きててよかったなと思えることのひとつは、 自分の中で、できるだけ一番ピュアな質問を自分に問い続けることができる。そしてそれを実行に移す未来を描くことができる。 ということです。 自分自身に何がしたいかなと問いかける。 「また大学に行き、…

世界の隅っこから。ハルコロ、ゴールデンカムイ。知識と愛について。

ついに、数年ぶりに念願のハルコロへ行きました。個人比で、本当に「ついに」感溢れ、ワクワク。 ハルコロは新大久保駅から徒歩3分ほどのアイヌ料理のお店。初めて行ったのは、アンティファでパンクの友人の紹介でした。その時も、「アイヌ料理なんて珍しい…

歌舞伎を習ってます。

この夏から、日本の伝統芸能を少しずつだけれど学んでいる。 私の中でのもぞもぞとした興味が、ぼんやりぼんやりとだが、私を動かしている。 歌舞伎の講座に通っているのです。夏には、シアターXの歌舞伎ワークショップの成果発表会にも出演した。1年ほど前…

先生の舞台を観るということ。

先日、舞台を観に愛知まで行って来ました。 新幹線こだま号快適ですね。急いでいないなら、東海道新幹線は断然こだま派です。ゆっくりなのが旅情。富士山が見える方の席も良いですが、小田原、熱海、浜名湖の海側を堪能するのも好きです。 さて、今回観て来…

没後50周年 藤田嗣治展

大好きな画家の一人である藤田嗣治没後50周特別展へ行った。 知らない絵、忘れてい経緯などあって、とても面白かった。彼が戦争記録画を描いた、その心情がもっと知りたい。展示は大抵政治抜き。 * I visited Tokyo Metropolitan Museum to see Leonard Fou…