NYコロナ事情アップデート(陽光さんとシングルマザー編)

「途中でやめる」というファッションブランドや、『バイトやめる学校』という本や行為、「場所ップ」とか、「ファミカセいこかもどろか」とかの動画とか、私のなかのゼロを1にするタイプの天才のひとり、山下陽光さんと、コロナのことで、やりとりしました。

そのやりとりの経緯と、彼の質問に返信したメールで書いた自分の文章を載せます。

まずこんなツイートがきました。(うまく貼り付けできない)

 

 (陽光さんツイッターを引用)

文中のリンクの動画は、視聴率もガシガシ上がってるみたいです。

結構ショッキングな内容なので、見たい方だけどうぞ。

私の文章でも、見なくても彼女の論点が分かるようにしてあるつもりです。

 

(以下、メール内容の転記。ブログ用に改行を修正しました)

 

陽光さん

 

ツイッターでのメッセージありがとう。そして、youtube動画見ました。

彼女が言っていることの中で、真実(もしくは彼女と私の共通の認識)と、私に実感があることと、私が実際に見ている事実(私の周りの出来事)と違うことがあったのでできるだけ分解してみようと思う。

長いけど、最後まで読んでくれたらありがたい。 

 

まずは、前提として、私も怖いけど、できるだけ、冷静になって自分の中の正常性バイアスを除いて書こうと努力しました。自分の書いてきたことの正当性を押し出そうとも彼女を否定したいとも思ってないです。

そもそも彼女と私の意見自体「日本もこの後やばい!!まじで対策して!今しかない!」は似ている。でもなぜここまで彼女と私でトーンが異なってくるかというのは、

視点と着眼点と経験と意見を伝えたい対象が違うためだと思いました。

 

あとは私には311の時の経験もあるから、闇雲に怖がるんじゃなくて、怖いけど情報を集めて、理解して、落ち着こうとしているというメンタルと行動の傾向もある。

それでもNYに来たばかりなので、接する情報の密度や情報源とかがまだまだ薄いという自覚がある。だから、彼女には私の知らないニュースやリアリティがあると思います。

 

あと、自分にバイアスがかかっているとすれば、この1点は付記しておく必要がある。

私は日本政治にずーーーーっとがっかりして、怒りまくってきた。行動しまくってきた。

具体的には2007年位からずっとそういう姿勢で生きてる。

それでも政府は何もしないという状況にあった。

たしかにこちらでもトランプ大統領は超やばいけど、合衆国制で州など地方自治の権力が強い場所に来て、クオモNY知事の対応やデブラシオ市長は具体的に毎日政策を打ち出し、その行動が早く頼りになるように感じた。国(トランプ)とも交渉し、足りないなりに結果を出しているのを見た。

いわば、生まれて初めてくらいの勢いで、代議制民主主義が機能することに感動している、というのはある。

しかしこれも、私の感情を抜きにして、予算を含めた数字だけ見ても、日本政府や東京都との差は歴然かと思う。「それでもこんなになっちゃうんだよ」というのは、彼女が言っていなくて、私が言いたいことだと思う。

 

書き方としては、彼女の論点を箇条書きにして、ひとつひとつについて答えていくようにしました。

では書いていきます!

 

 

・町中にヤク中、ホームレス、頭おかしい人しかいない

これはたぶんエリアによる。彼女の生活圏はこういう人が多いんだろうと本当に思う。

ハーレムに住んでるって言っているし。ありえると思う。

ハーレムって私の住んでいるところからも歩いていける距離(よく行く公園を挟んで向こう側)だけど、私もハーレムってほとんど行ったことないし、もともとコロナと関係なくハーレムがどのように、どれくらい治安が悪いかの実感はない。

でもこっちの治安が悪いは本気だろう。私の実感がないだけで。

 

結論を先に私の考えをまとめると、エリアの元からの治安が影響すると思われる。  

 

私のいるエリアは、アッパーウエストサイドの中のモーニングサイドハイツ(コロンビア大学のキャンパスの周り)というところ学生が多いエリア。

コロンビア大学ドナルド・キーンで有名でアジア研究も盛んだったりするからもともとアジア系の人も多い(気がする)。それで今、大学も休校、学生に対して帰省要請

(帰れる人がある人は寮やアパートにいないで帰ってねという内容)を出している大学もあるから学生寮や学生用アパートメントもほとんど人がいない。

 

エリアからめちゃくちゃ人が減ったのは地域を変えたと思う。経済状況を含めて。

 

そもそも治安の根っこには、経済の問題がある。これを忘れてはいけない。要するに、コロナ以前の地域の状況や条件が、今の状況に反映される。

動画の彼女は、シングルマザーで、仕事も休んでいて収入も減って、彼女も本当に辛い、それでも外に出ていないんだよと訴えている。

きっとコロナがなくても多分辛い。自己紹介で彼女が戸惑いながら「普通の、シングルマザーです」って言ったのは、彼女の経済的・社会的ポジションを端的に表せると彼女が思ったからだろうと私は考えたよ。

ハーレム住まいで、ハーレムはもともと経済状況が悪い人が他のエリアより多く住んでいる。

 

経済状況と、暴力、治安、リテラシーや学力は相関がある。

コロナのストレスをきっかけにハーレムに今まで鬱積していた何かが爆発したのかもしれないと考える。そしてそれはあり得る。

非常事態は、人間や社会の暴力性をむき出しにするから。

これや他のことが相まって、彼女の感情的な表現につながったのかもしれない。

彼女を見ると311直後の自分を思い出す。

文字通り泣いて喚いて「自分はもうじき死ぬだろう」と友達に宣言してたから、彼女のほうがよっぽど冷静かもしれない。

 

私の住むアッパーウエストサイドは、経済的にもハーレムよりも比較的安定した人が住んでいる。(予想も含めた)彼女の状況と比較すれば、私はまだ恵まれた状況だと思う。

 

私の地域で外に出ている人は、彼女の言うような人は極端な行動に出る人は見ていない。そしてコロナ以前も見ていない。

もちろん、いるかもしれないという可能性はある。

コロナ以前の治安(経済)も落ち着いているエリアではあるのは大きいと思う。

大麻の匂いくらいはどこでもするし、路上で飲んでる学生と思しきひとは週末いるし(NY市は路上飲みは法律違反です)、くらいは日常の風景だったけれど。移住直前にハーレムとの境目の公園で学生が強盗殺人にあって、ひとり死んでるのも事実なんだけれど。

私のエリアにも、ホームレスはスーパーや薬局の前に必ずいるけど、頭がおかしい感じでは行動していない。いつも通り、物乞いをしている。

外に出ると、

ソーシャルディスタンスをキープして散歩やジョギングをする人々。

スーパーもソーシャルディスタンスを守って(守らせて)買い物する(させる)人々。

忙しそうなデリバリーの人。

そのような人たちは見る。

確かに人はめっちゃ減ったけど、ヤバい人がいて

「おっかね~~~~!」

「殺されるかも!」

って感じの雰囲気はあまり感じないかな。

 

隣町でもこれだけ違うから、従って、NY全体がこうではないとは言える。

 

 

・コロナ関連のアジア系差別

これは絶対ある。実際にある。アクティビスト系のニュースでも話題になっている。

ちなみに私は本当に受けていないし、周りのアジア系の友人も受けているのを聞いてない。これは単純に幸運なことだと思う。

 

アジア人差別もコロナ以前からあるものだけど、

NYで感染者が出る前から、武漢が発生源だといわれていることで、コロナ関連のアジア人差別が発生した。

欧米にいたら、日本人、韓国人、中国人の区別なんてつかないです。

日本にいても、韓国人、中国人、と完璧に区別できないでしょう。

日本人から、ドイツ人とフランス人の区別がつかないように。

そもそもその人のルーツなんて見た目だけじゃあ分からないでしょう。

100%東アジア系の見た目の私でさえ、日本で特にパートナーといるときは、ほぼ英語で話しかけられたよ。分かんないですよと思う。

私の友達はインドっぽい見た目で、インド出身、ウガンダ育ち、米国籍、だからアメリカ人だよね、で、コロナ以前は韓国住まいでしたよ。

 

私が特殊で恵まれてる方の立場として暮らしているというのはリアリティの差を考えるうえで大きいと思う。

ビザの関係もあって働ける身分では無いので働いていない。

すなわち、他者との接触が少ない。

今はパートナーとの二人暮らしで、パートナーも今の所、外出がほとんど必要ないコロナで収入が減るタイプの仕事ではない(日本で言うところの研究職ですね。でもそれも任期5月までだし、その後は不明)。

すわなち、先の心配こそ大いにあれど、今日食うに困る経済状況ではない。

パートナーは相互扶助マインド、クリティカルシンキングリテラシー、教養と分析力のある人なので、家族内で言い争いになったり感情が高ぶったりすることが少ない。

すなわち、メンタル面も含め家が安全な場所である。

きっと、子どもの有無も大きく人の視点を変えるよね。

 

もともとも外出も、近隣の大学(コロンビア大学とバーナード大学)の図書館利用とジム利用、ヨガクラス、散歩やジョギング、バレエのレッスンくらいだった。

徒歩圏内で暮らしており、地下鉄に乗る機会も少ない。

地下鉄に乗っても週に一度もないくらいで、特別な用事のときだけだった。今は1ヶ月以上乗っていない。いずれを見ても、人と接したり、小池都知事の言う「三密」のようになったりする可能性は低い。

 

また、周囲に差別的な視点を持っている人が極端に少ない可能性が高い。

友達も、日本研究の研究者や学生アクティビストやアーティストで、差別はいけないことだというのが常識になっていたりする。

日本で暮らしていたときより、まだ交際範囲や行動範囲が狭く、限られた、かつ共通認識の多いコミュニティのみで生きている実感がある。

あと、学生街だから、ローカルビジネスの人もアジア人学生を差別したりしたら商売上がったりだと思うので、お店などでも感じたことはない。それでも、今、外出するときは、コロナ・アジア人差別を受けるのではないかと戦々恐々とする。

顔を隠そうか髪を隠そうか、とも思うが、どこをどう切り取って見ても、隠してみても私は東アジア系。

現実的ではない。  

だから、彼女の環境を思うと恐ろしい。

 

ちなみに3月の私の主たる屋外行動。これだけ外出する必要がないの特殊だと思うんですよね。

3/2~8の間で大学のジムや図書館に数回

パートナーと友達の3人でのバーでの飲み会 3/5

大学内の病院に行った 3/6

友達と自分の家で宅飲み 3/7(いずれの友達も、研究者なので、生活的にも一人で引きこもっている人たちばかり)

食料の買い出し 3月~4/1で2回(1回はパートナーが行って、もう1回は私が行った)

散歩 たぶん5~6回

 

 

・ミッドタウン(タイムズスクエアあたりの中心地)に死体安置のために軍隊の死体安置冷蔵車の配置

これは知らなかった。初めて知った。

パートナーに聞いたら、これの報道のニュースは確かにあって、でも「ショッキングさを強調したニュースだった」ということ。

人が死ぬのは怖い。病床数が足りていないのは事実だろう。私も怖いけど、パニックはもっと怖い。

だけれど、そのニュースを直接見ていない情報だけ知っている私としては、

死体を放っておかない、死体から感染するかもしれないリスクを軽減するための対策が取られていて、むしろ安心だと思った。

ニュースも受け取り方や発信の仕方で、「印象」がすごく変わると思う。

日本の安倍マスク騒動でさえ、ポジティブに見ている人がいるよね。

 

死んだ家族や友達の遺体に会えないのは、コロナの本当に怖いところのひとつだと思う。私はこれを考えたことがきっかけで、まあ生理前っていうのもあったし、どんどん状況が悪くなるNYのなかでまじで先週鬱だった。食べない、水さえ飲まない、ほぼ寝たきりになる本気の感じ鬱でした。笑。

 

 

・病床数や呼吸器が足りない。病院に入れない

これは事実。だから、臨時の病院をセントラルパークの中に建てたり、

海軍医療船(*文末に付記)を入港させたり、ミッドタウンのホテルと交渉して病床利用したりしている。

呼吸器も足りないので、トランプと交渉してかなりの数をもらったはず。

でも足りなくても不思議じゃない。

ちゃんと調べないと数はわからないけど、罹患者数から現在の病床数などを引けばどれだけパンクしているか分かるよね。

そして、以下のタイムラインを見てもらうと多少分かると思うんだけれど、行政対応が明確にあっても、足りないし、爆発的に増える。

陽光さんのメルマガ(途中でやめるupしました&4月のこと25~46)の35で引用していたFOXニュースのデイヴィッド医師の動画、私もニュースになる前に友人経由で知って、

あれフルサイズ(1時間バージョン)があるんだけど、それを今、日本語訳してるんだけど、 

それで繰り返し、

 

病院に来るのは、息切れがするようになったらでいい。熱や四肢、喉の痛みの時点では自宅隔離を徹底すればいい。

 

というのを言っている。もちろん、米国の家は、バスルーム(トイレと風呂)が複数あってトイレも含めて個室隔離できる可能性も日本より高いし、広いから、という条件の差はあるから日本の住宅事情で隔離が可能かと言われれば疑わしいと思っている。

 

あと、テキサスに住むパートナーの母親から、お義母さんですね、から、

病原菌も怖いけど、こういうとき「恐怖の感情」の影響もまじで怖いよという記事(詳細は今から読みます)という病気そのものじゃなくて、社会を見つめるポイントを思い起こさせてくれるような記事を送ってくれました。

こういうリテラシーの有無も、個人の認識や感情に影響すると思う。

https://medium.com/the-mission/why-coronavirus-should-be-the-least-of-your-worries-d6ed6abe75bc  

 

こういった情報がハーレムの彼女に入っているかや、周りにそういう人がいるか、経験の差、経済の差などが、彼女と私の反応をこれほど変えるのだと思う。

あと、私のブログは、彼女のメッセージと同じ「日本も今どうにかしないとやばい!!」という気持ちで書いている部分もあるけれど、

彼女はメッセージと怒りや心配などの感情が

 

「未だに出歩いたり、店を閉めたりしの対策していない個人」

 

に向けられていて

私は、

 

「影響を最低限にしていくためには今しかないのに、何もしていないに等しい日本政府」

 

に向けている、という違いもあるかなと思う。

あと私は、「米国ではこんな対策を行政が取っている(日本政府へ訴えるときのアイデアになるだろうという狙い)」や、「米国での公衆衛生管理の方法にはこんなのもあるよ(日本で習慣化していないソーシャルディスタンスなど個人でできる対策の紹介)」といった狙いもあるので、焦点がちょっと違っている。

だから、感情や表現のトーンも違ってくると思う。

彼女の動画は、本当に見ているだけで動悸がして、不安が煽られたし、怖かった。

あのくらい必死で訴えるの、当然だよねと思う。それくらいのリアリティの中で生きてるんだもん。

 

あとこれね、貼っときます。

(デイヴィッド医師の動画フルバージョン)

https://www.youtube.com/watch?v=YitWZj9QhdQ&feature=youtu.be&fbclid=IwAR3wyPRyD_oGyC2A-lsy5sxtzvmzZ4xrw2gXi7c7H5F6Ut7LsP7_lJ8HBO4

 

 

・日本はNYの3週間前みたい

これは本当にそう。彼女の言う通り、あっという間に百単位の罹患者数が万単位になる。ざっと事実を並べます。データの出典は、在ニューヨーク日本総領事館のメールニュースレターです。

 

(以下、データの抜粋を再構成したもの)

2/26 ニNY州内で罹患者確認なし

3/1 感染者1名。クオモ州知事により、NY市内でひとりめの感染者の発見が発表された

3/3 2人めの感染者が州内発見される。

  感染者の親族が通っていた学校を含む4つの学校を予防措置として閉鎖。

 

以下人数の増加。州全体の数字。

 

3/4 感染者11名(感染者は隔離療養もしくは、自宅静養、入院)

3/5 感染者22名

3/6 感染者44名

3/7 感染者76名

3/8 感染者106名

3/8 感染者142名

3/10 感染者173名

3/11 感染者216名

3/12 感染者325名

3/13 感染者421名(50名が入院、18人がICU

3/14 500人以上のいかなるイベント、集会、ミサなどの禁止要請。

   施設の閉鎖。本当にすべて止まる。

3/16 ウエストチェスター郡の学校のほとんどが2周間閉鎖、

   オンライン授業に切り替え

3/14 感染者613名。死者2名。

   これは本当にどうかと思うのだけど、NY領事館はNY市当局と交渉し、

   NYに日本から帰国した日本人に対する2週間の隔離方針を取り下げさせた

  (オイ!なんの交渉してんだ領事館!)

3/15 感染者729名。死者5名。

   50名以上の集まるイベントを8週間にわたりキャンセルまたは延期の推奨

   (米疾病予防管理センター)

3/16 NY市内の公立学校を閉鎖。少なくとも4/20まで。

   3/16の州は持ち帰りの給食は運営する。 

   3/23よりオンライン授業を開始。

   州内の裁判所や役所などに対して混雑回避や低減を指示。

   クオモ州知事、レストラン、カフェ、バーなどが

   テイクアウトとデリバリー営業のみ許可。 

   映画館、ジム、カジノの完全閉鎖。50名以上の集会を禁止。

3/16 感染者950名、死者7名

3/17 NY市長、前日の学校閉鎖期間を延長し、今学期いっぱいになる可能性を発表

3/17 感染者1,554名。死者12名

3/18 感染者2,914名。死者20名

3/18 感染者5,298名。死者33名

3/20 感染者8,516名。死者44名

3/20 3/22より在宅勤務の義務付けや必要な業種のみの営業継続許可等を含む

   自宅待機命令の発効

3/21 感染者15,168名。死者114名

3/22 感染者25,665名。死者157名

3/24 クイーンズ区長の選挙延期(選挙の延期も大事)

3/25 感染者30,811名。死者285名

3/26 感染者37,258名。死者385名

3/27 感染者44,870名。死者527名

3/28 感染者52,318名。死者728名

3/29 感染者59,513名。死者965名

3/29 トランプ大統領、行動自粛要請を4/30まで延期(当初3/30までと発表)

3/30 感染者66,664名。死者1,227名

3/31 感染者75,795名。死者1,550名

4/1 感染者83,712名。死者1,941名

(以上、データの抜粋)

 

ほんでもって、

近々の4/1を起点にして、彼女が「今の日本は2~3週間前のNYみたい」と言うように、3週間前や2周間前と比べてみるね。

 

3週間前は3/11、感染者216名

2周間前だと3/18、感染者2,914名。死者20名

 

3/14 感染者613名。死者2名。

 

3/14に死者2名を確認してるね。この1週間の間だね。

さらに遡ると、3/1に一人目の感染者が確認されているので、

4週間~5週間前に一人目、ということになるね。

 

この1週間の間(2~3週間前)に行政によって、感染拡大防止対策が諸々取られていく。わかりやすいのはイベントや集会の禁止かな。

 

3/13時点で500人以上規模を禁止、

3/16には50人規模を禁止、

その後すぐに指定業種以外の営業停止やいかなる人数の集まりも禁止(ちょっと調べたら日程も分かるけど、勘弁ね)

 

そし私の知る限りの街中の店がそれを守っている。

勿論コレと並行して、病床数の交渉、呼吸器の確保、医療費の確保などの国家(トランプ)との交渉も進め、実現している。細かいところで言えば、街中にあるデジタルサイネージでの注意勧告、法律で禁止だった酒類テイクアウト販売の許可、サイトの充実、などなど。あと、「今、家賃払えない人を追い出してはいけない」勧告とか。まだまだある。

 

4/2時点での、東京の感染者数は、

 

感染者684名。死亡者16

 

この人数でNYと比べると、

 

3/14 感染者613名。死者2名

 

が近いのかな。ここから2週間と考えて、NYの数字を再掲すると

 

3/27 感染者44,870名。死者527名

3/28 感染者52,318名。死者728名

 

う~~~~ん。これは激しいね。

一覧にすると更にビビるね。

 

このくらいかな~~~。

 

他に論点はあったかな?

彼女の動画をもう一度見るようなメンタルは持ち合わせていないので

外していた論点があれば教えてほしいな。

 

あと、私は、今この状況で、日本より先行してパンデミックを経験していて、日本の友達や家族の役に立ちたいと思ってる。

例えば、踊りにするのは時期が違う、ストレッチ動画作成はみんなの息抜きと家の中での健康のためにありえるけど、

もっと急務なのは情報の拡散じゃないかなと思っていたりする。

でも、具体的にどう役立てるかが見えていないので、

こうやって、陽光さんがメッセージをくれて、具体的な日本に住む人が欲しい情報や肌感覚を素人なりに分析をしたのは役に立つのではと思っている。

他の友だちが、「在宅ケアワークについて気をつけるべきこと」の情報があるか聞いてきたので、

調べてみたら出てきたWHO発信の在宅ケアワーク指針などを送ろうと思ってる。

もしよかったら、役立てる必要なことのアイデアを相談していけないかな。

私は、松本さんや陽光さんみたいな「0を1にする」タイプのアイデアを発するのが得意な人ではないし、拡散能力もないけど、

「1になったアイデア」を補完したり、推し進めたりする作業はできる人だと思う。

日本にいたときみたいに、高円寺で集まれないし、デモもできないし、

でも、というか、だからこそというか、助け合っていきたいと思うんですよね。どうでしょう?

 

あ~~~~~!めっちゃ長くなった。

 

返信待ってます。メールが面倒なら(?)時差さえ超えれば、メッセンジャーやらなにやらの電話という手も。

 

ゴンダナミ

Blog https://blog.hatena.ne.jp/gonna_dance/gonna-dance.hatenablog.com/

Facebook/Twitter/Instagram @namigonda

 

*付記:海軍医療船について。

2020/4/2のニュースで知ったこと。この海軍医療船は病床数1000もあるんだけど、実際に入船できている病人はたったの20名。しかもコロナ患者じゃないとのこと。トランプ大統領が売名目的でとった行動のようで、かなり批判されいた。50近い条件に叶う症状の患者しかこの船での治療は受けられないという。コロナ患者はそもそもこの条件から弾かれている。ただ、コロナ以外の病気や怪我の人がこちらに集中するのも、もしそのように対応できるのであれば悪くはないと思う。コロナ対応に集中している病院は多いし、コロナ蔓延を防ぐために私の行っていた大学の学内向け病院は早々に閉まってしまって、私も治療を受けれていないものがいくつかある。あと、最悪の安倍政権時代日本を生きてきた人間としては、ニュースではっきりと政権や大統領を批判するのだけでさえ、とても頼もしいと感じる。

 

(以上、転記)

 

更に追記すると、

デイヴィッド医師の動画を全部見ると、「0歳~14歳のコロナ患者はいない」と繰り返していますが、4/4のニュースで確認しましたが、日本で幼児の感染者が発見されたようですね。

これもだからと言って、デイヴィッド医師の言っていることが全部ウソとかそういうことにはならないとお見ます。彼が、臨床で最前線でコロナ患者の治療をしているこの数ヶ月から動画を作成する日付までには見られなかった、ということです。

 

ということでした。

暮らしに各方面から負荷がかかり、日常が送れなくなる時、

受け取った情報をどのように処理するか、

というのはとても大事だと思うんです。

そしてそれをひとりでやる必要はないんだと思いました。

共に考えましょう。

距離はバラバラでも、会えなくても、お互い良い道を歩みたいですね。

コンタクトも待ってます。

 

そして、陽光さんのメルマガをちょっと拝借します。

「拡散するよりも浸透する」という言葉が書かれていて、ちょっと拝借すると、

 

デマとかとんでも情報もあったりするんだけど、出来るだけしりえたメディアじゃない所で発して共有する方が拡散するよりも浸透するし、伝えたい人に伝わる気がする(4月のこと70~90) 

 

浸透、大事だなと思いました。

SNS、大量のニュース、動画、知らない個人のたくさんの拡散した情報、

これらは、心(胸や胴体あたり)と頭(脳みそ)の表面を撫でるばかり。

内容や状況によっては、逆撫でする。

だから、勇気をもらっても、腹が立っても、スクロールして次の情報いっちゃう。

浸透するような、個人のやりとりも、もっとしていきたいなと思いました。

 

内容が多すぎる!

今日は読み返さない!編集しない!

もう1万文字超えたので、ここらへんでアップします。

また書きます。

 

もう、「ファミカセいこかもどろか」でみんな笑ってくれ!リンクは下!

ちなみに、新聞のテレビ欄の動画も面白いから!

 

山下陽光さん

ツイッター https://twitter.com/ccttaa

途中でやめる https://tochuyame.thebase.in/

場所ップ(ブログ) https://blog.goo.ne.jp/bashop

バイトやめる学校 

バイトやめる学校 (SERIES3/4 1)

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  • 作者:山下陽光
  • 発売日: 2017/07/12
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

ファミカセいこかもどろかvol.1 

www.youtube.com

f:id:gonna_dance:20200405010013j:plain

道端の桜きれい。この非常階段が私にとって米国シティ感。