容量と余裕

私の本棚の一角には、「進行中」の棚がある。

最近発見した整理方法で、同時並行で複数の作業をしたり、ひとつの事柄を多角的に考えたりするのに便利だ。

読んでいる途中の本、今使っている複数のノート、メモ帳、頭の中で考えている事柄に関連する本をまとめて「進行中ゾーン」に保管する。そこから必要な物だけを出してきて作業して、作業が終わればその都度しまうことにしている。

以前は、こういった本やノート、資料類を全て机の上に広げっぱなしにして日々仕事していた。しまわないのだ。確かに全て関連しているのだけれど、全てが目についてしまい、作業的にも内容的にも優先順位が決められず、散漫になりがちだった。ひとつの作業をしていても、机の上のものが目に入ることで、思考が散漫になりやすいようだった。

ここのところずっと棚の中がギチギチに詰まっていたので、今日その棚を整理した。優先順位をつけていくつかの本を元の位置に戻したり、使っていないノートをほかの棚に移したりした。頭もスッキリしたし、棚に余裕ができた。

 

ひとつやると調子づくので、銀行口座の確認や、家計簿アプリの確認などをした。

この調子で、整理作業を進めたいなと思っている。

 

・個人書類の電子化

・作品資料の整理と電子化

・PCフォルダの整理

・デスクキャビネットの整理

 

こんなところかな。

とこんな感じでタスクを書き出すと頭がスッキリして、他のことを考える余剰ができる。

 

身体器官をモノに例える言い回しはたくさんあるけれども、こういう時に、その例えの身体性を実感する。この場合は、脳の記憶や容量を棚(引き出し)に例えるやつですね。

 

(669文字/20分/27日目)