鶴見さんとやっちゃんに学ぶ思考整理とアウトプット(繭の時代の思考)

こうやって毎日ブログを書いていると、日々自分の中で考えたり感じていたりすることのなかで、考えがまとまったもの、結論が出ていること、シンプルなこと、そういったことが書きやすい。複雑で深い思考を伴うものは、あまり書けない。

なぜなら日々の思考の多くが、どれもこれも途中かけなのだ。

書いてみようかなと思考を取り出してみるが、疑問が残りまくっていたり、「知識が足りないな」と思っていたり、「そう思っているけど納得はまだできない(結論がひとつにまとまらない)」と思っていたりして、「文章にできない」とまた心と頭の中にしまう、ということを繰り返している。こういう思考によって、毎日更新を初めて20日しか経ってないけれど、、「書けることがないな」と思うことが間々ある。

結論を先にいうと、こう考えるのは、大きくて遠くにある結論だけを結論だと思っていることと、論旨の穴を恐れていることが原因だなと考えた。

 

この点で改めて鶴見さんのブログを観察すると勉強になる。彼は大きな帰結へのステップになるような結論や意見を見逃さずに、捉えて文章にしている。また後日つけ足されたり、発展したものが書かれたりする。繰り返しのようなこと(他の事例)が書かれたりもする。彼のツイッターを含めて読むと、行きつ戻りつ、足踏みもありつつの思考の日々の歩みを見るようだ。

そうやって思考を積み重ねるのか。「ここまでは分かった」というように、自分の思考を認知するのも上手なんだろうな

そしてとても正直なのもいい。彼の文章を読むと、時々自分が、他者にどう思われるかやポリティカル・コレクトネスを気にしていて書けないんだなと思うことがあると分かる。

 

同じ視点で見ると、ビーガンカフェバー店主のいとうやっちゃんのブログは、ひとつのテーマでドンッと大量に書かれているまとまっているものが時々出る。内容に現れる出来事や思考は中長期的だ。小難しいことが書かれているんだけれど、まったくそうは思わせないコミカルな書きっぷりと描写力で飽きない。実は資本主義批判だったりするのに、笑っちゃうし、漫画のような読了感。アイロニー成分の少ない笑い。

 

途中かけの思考を観察して、疑問や課題込みで小出しにまとめるようなこともしてみたい。まとまった思考も展開してみたい。

鶴見流、やすよ流、両方書けるようになりたいなと思う。

 

(966文字/30分/21日目)

 

ライター鶴見済さん(文中は鶴見さん)

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ヴィーガンレストランを営むソムリエ・いとうやすよさん(文中はいとうやっちゃん、やっちゃん)

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