雑誌の可能性を感じまくるかっこいい雑誌『スペクテイター』42号〈新しい食堂〉特集に、おいしいストレッチ教室でコラボしている高円寺Loca Kitchenの店長、やっちゃんこといとうやすよさんの、力作エッセーが掲載されてマス!タイトルは、
食堂開業心得帖
D.I.Y.と”はったり”の店づくりハウツー
合計16ページ!!
イラストや、お店の図解、開業に必要な事業計画や必要書類も書いてある。親切。施工にかかった費用や、コミカルに語られるやすよ店長の本音も。本音過ぎて凄い。
多分内容は、
・開業にはコストがかかります!500万円貯めましょう!バーーーン!
・独立しよう!起業しよう!キラキラ〜〜〜〜!
・繋がりましょう!一緒に何か面白いことやりましょう!ゴリゴリ〜〜!
みたいな本たちやビジネスパースンたちと一緒なのかもしれないんだけど、等身大のやすよ店長が曝け出されてて、凄い。
・社会不適合とされてしまった(もしくはされてしまいそうな)自分と付き合ってる人
・会社組織でうまくやれない自分が起業とか絶対無理と思ってる人
・お金が無いから独立できないと思っている人
・自分はプロフェッショナルじゃ無いからと思っている人。料理学校にも行ってないし・・・とか
そんな人たちは励まされちゃうと思う。「なんかできそう?!」と今より楽しくサバイブできる方法を見つけてみようと思えるかもしれない。
やすよ店長が「おいしいストレッチ教室」にも文中で触れてて、私もちょっと登場させていただいて、最強に幸せ。ありがとう。ございます。ちなみに今月は来週16日に開催ですっ。お席も余裕があります。
12/16(日)おいしいストレッチ教室 vol.12 よく眠り、よく目覚める 【予約受付中☆】 - dancer's life
しかも、すっごく素敵で美人なイラストにしていただいて。もう、友達に自慢したよね。したよね。した。なんならきっとこれからもする。
やすよ店長と私は、上智大学の修士課程で出会って、互いに「いるな〜」って感じであまり関わりなく過ごしたといううっすらとした出会いを思い出しつつ、「思えば遠く来たもんだ」と中原中也を思い出す。
やっぱり今号も「生き方を考える」「生を再考する」「人間だけじゃない」「東京だけじゃない」ってことをいつも感じさせてくれるクールな雑誌だった。
渋谷なぎ食堂のオーナーさんの「料理で驚きたい」という言葉が一番印象に残った。私ももっと驚きたい。
やすよ店長、掲載おめでとうございまする〜!
私もいつかスペクテイターに書いてみたいなあ。
余談(載せるかすごく迷ったけど載せる)
『スペクテイター』は上智大学の研究所勤務時代から好きな雑誌で、なんだかんだと図書予算や雑誌予算で購入、蔵書してました。就活、労働、労働者の権利、アナキズム、食と農なんてのも研究所のテーマだったし、それらのことをもっと広く学部生に向けて発信したかったので、「スペクテイターはおしゃれなタッチと読み応えもありでキャッチーですよ!」と蔵書検討のための会議で推し発言したのを思い出す。思えば、研究所の会議とは思えない発言ですね。