ジムは危険(医者談)

カラダを鍛えることが2021年のさりげない目標のひとつ。

踊りにとらわれず、コロナによるロックダウン生活前のそこそこに鍛えられた体に戻るわけでもなく、今からこれからの体になっていくためのトレーニング。

 

コロナの罹患率が低くなっていた2020年10月、近所のジムに会員登録した。

その後、元気がなくなってしばらく通えなくなり、年末くらいに元気を取り戻し、また通い始めていた。筋肉痛になると、筋肉を休ませて育てるために1~2日トレーニングを休み、また動かす。単純に体を動かすとすっきりするし、鍛えられていく体を見るのは楽しい。

ロックダウン中に失っていったと自覚のある筋肉が一番使えないし、激しい筋肉痛になるので、素直な自分の体も楽しい。「そうだよね、お前とお前は疲れちゃうよね~」と思ってる。『弱虫ペダル』の泉田塔一郎のように自分の筋肉に名前はつけないまでも、話しかけるくらいの勢いだ。

 

ジム通いがルーティーンとなりつつあった。

しかし、昨日ほどに、医者を生業としている友人から「ジムは最も危険な行為、一番やっちゃいけないこと」と言われてしまった。

 

ああ~~~!やっぱり!!!

そうですよね。人数制限や、ニューヨークではありえないほどのスタッフによる清掃、ソーシャルディスタンスを保てない設置距離のマシンは使えないようにする、シャワー設備の使用禁止、など工夫はしているが、ゼエゼエ、スーハーと呼吸量が上がっている人達が集う場所で、私はそこに最低1時間ほどは滞在するのだ。

マシンやウェイト器具などを除菌シートや消毒液で消毒せずに使用する人の多さにおののき、ソーシャルディスタンスを守らずに雑談したり励まし合ったりする人々を見て、不安にはなっていたのだ。

 

とはいえ通っていたので見たいものだけ見ていたなと思う。

 

今日から早速、家でのトレーニングに切り替えた。初日はジムと同じ負荷の運動をこなせて一安心。

家でトレーニングをする難しさは、タイミングが見つけにくい、集中しにくいなどにある。2020年春にロックダウンが始まってからずっと、家トレーニングの継続に幾度となく失敗していた。そこには、そもそものコロナへの恐怖や鬱による心の不調あったと今なら分かる。

 

 

ジムや、クラスに通うのは好きだから、また安心して通いたいと思う。

コロンビア大学のヨガやズンバのクラスが懐かしい。素敵な先生たち、今はどうやって暮らしているだろうか。

 

(985文字/50分/12日目)