大晦日に振り返る2017ダイジェスト

みなさん、2017年12月31日ですね。ダンサーのゴンダナミです。

「もう師走かぁ〜」と思っていたら、あっという間にもう明日は来年。

 

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 (VIVE MEXITO TOKYO 総合オーガナイザー、ミゲルさんと私。ららら〜)

 

時間は一定の方向に、いつも同じ速さで動いていて、通り過ぎているわけで、その中で、時間のエッジを常に体感して生きているわけで。かと言って、立ち向かっていくような風圧みたいなものも感じない。それでもやっぱり常に、時間という概念のエッジにいる。

 

2016年の今頃は、まだ兼業ダンサーで、自分が独立するなんて思ってもいませんでした。でも、踊りが好きで好きでたまらなくって、死ぬか踊るか、くらいのものが体の中に渦巻いているのだと知った年末でした。

 

2017年、年明け。じわりじわりと雪が解けるように、ますます踊りのことだけを考えるようになった冬。ディレリー・サンチェスさんというメキシコ人のダンサーと「黙っていたらカワイイのに!」という作品を作った。他者との作品作りでこんなにトントントンとうまくいったことはない。女子として生きていると晒される偏見やルッキズムなどについての作品なのだけれど、地球の裏側同士に住んでいても、似たような苦しさを抱えているものなのだ。

 

右肩を盛大に外して、腱引きという柔術由来の整体に通い始める。先生に体の使い方も習い始め、諦めていた身体能力の向上が始まる。嬉しすぎる。

 

名古屋の反原発イベントにNORA BRIGADEというマーチングバンドで招聘され、名古屋の目抜通りをパレード。個人的には凱旋。ダンサーとしてうだつがあがらなくて悔しい思いをした地元だもの。踊り、諦めなくて良かったっす。

 

春には「踊りだけで生きていかれないって思っているのはあなただけだよ。本業をそれにしても生きていけるよ」「どんなふうにカードを切っても、あとはやるだけ、みたいなカードが出るのよ」と占い師さんに言われ、ドギマギして家に向かうバスに乗り込んだ。「踊りだけで生きていけるかもしれないと思って生きるのはタダたよね〜」と少し自分と周りを茶化しながら、生きてみることにした。自分を信じたい気持ちになった。

 

久しぶりに即興を超えて振り付けをした。散歩するラッパ吹きこと山本恭子さん作曲の「波間に」など。Unknown Knowns制作委員会というユニットでのライブ用。美しく、伸びやかな身体になってきた。特に背中の筋肉が素晴らしい私。

 

夏前には正社員の仕事を辞め、紆余曲折。人を騙す怖い人っているのねえ〜〜。ぎゃ〜〜!

 

夏の終わりには、VIVE MEXICO TOKYOというアートフェスに招聘され、総合オーガナイザーのミゲルさんと「I'm Frida」という作品を作った。メキシコの宝と言われる画家、フリーダ・カーロに日本の女性を重ね合わせてた半自伝的作品。フェスティバル開催期間中は、何度も美しい瞬間を目の当たりにした。

 

秋も深まる頃には、戸惑いつつも、フリーランスでの活動を本格化していった。何をすればいいかわからない。けれど、ともかく、営業し、ビジョンを描いて、営業し…。宣材写真を矢郷桃さんに撮影していただき。ストレッチのクラスを増やし、パーソナルトレーニングでも教え始めた。バイトやめる学校に参加し、ブログをスタート。

 

相変わらず、上智大学パフォーマンス・アートの企画をお手伝いさせていただいたりもした。ペルーのアナ・コレーアさん。大女優さんをお迎えしての公演と講演。このご縁で、舞踏レジェンド大野慶人さんにも出会えた。

 

Grapefruit Moonさん、Shimokita解放区、オギノエンファームさん、ぽれやぁれさん、Loca☆Kitchenさん…お世話になったイベント、場所、お店も増えに増えた。

 

本格的に寒くなると、さらに出会いが続き、机を並べ仕事をする仲間もできた。

 

踊りと営業作業の間で脳みそと心が行ったり来たり。これにも慣れていきたい。踊りで必要な脳みそと営業で必要な脳みそはだいぶ違う。

 

ん〜〜〜〜!来年も楽しみだ〜〜〜〜!!!!もっともっと踊りたい!!

踊る仕事したい!