モーニングサイド・ハイツを訪ねる(1日目)

モーニングサイド・ハイツに2日連続でパートナーと一緒に行ってきた。

モーニングサイド・ハイツとは、セントラルパークの北西方向、ニューヨークに来て、最初に住んでいた地域の呼称。パートナーの勤める大学もあり、友人たちもいることから、今でも時折行く。

 

初日。

格的に寒くなってから行くのは初めて。地下鉄を降り、目的の駅の1駅手前で降りてしまったことに気づいたが、地下鉄の階段を上がると馴染みのあるスーパーやバーが目に飛び込んできて、懐かしい気持ちになった。私は去年の寒い時期をここで過ごしたんだった。もう1年経つんだ。

パンデミック前は毎日のように通った大学のキャンパスへ向かう。途中、地下鉄の吹出口で暖を取る野宿者が排除されずにそこにいるのを見て、安心した。心配だけど、暖かい定位置にいられるのは重要なことだと思う。

事務室でパートナーは博士課程修了証書を受け取った。「記念に写真でも撮ろうか?」と提案したが、立派な額やホルダーがつくでもない修了証書を持ったパートナーは、いらないよという答えだった。コロナが無かったら、大学カラーのマントを来て、房のついた帽子を被って、家族を招いて写真を沢山撮っただろう。

文房具屋や本屋に寄り買い物を楽しんだ後、リバーサイドパークへと向かった。私もパートナーも犬が好きなので、ドッグパークで犬を愛でる。お金を持っている人が割と多いこの地域は、ゴールデンリトリバーやコーギーなどの高額な犬種がいる。分かりやすい。そんなことはどうでもよく、犬はいつでも誰でもとてつもなくかわいい。

 

ハドソン川の対岸、ニュージャージーの夜景がとてもきれいだった。

住んでいた頃でも、あまり見る機会が無かった夜景は、特別で、とてもきれいだった。

 

この1年を穏やかに、平和に共に暮らしてきたパートナーに感謝と愛を伝えた。

ニューヨークに来て、本当に良かったと思う。

 

(明日は2日目の話をしようかな)

 

(791文字/40分/15日目)

※元気がなくて昨日の更新を断念しました。連続ではなくなったけど、日数カウントは続けていこうかな。

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リバーサイドパーク。ピクニックもしたなあ。