NYヴィーガン・レポート ~ビヨンド・バーガーのこと

NYに来て、書いておきたいことっていうのは結構あって。そのうちのふたつが、エコ事情と、ヴィーガン事情のこと。

今日は、ヴィーガン事情のことを少し書きたいと思う。

 

私は、何でも食べる派でヴィーガンではなく、食べたいときは卵、肉、魚、加工肉、乳製品も食べる感じ。私のパートナーは、ほぼ完璧なヴィーガンで、それに付き合うように私も、割とヴィーガンで過ごしている。自炊する時も、ほぼヴィーガンで作る。

 

NYは日本に比べると、遥かにヴィーガンで生きやすい。本当にこれはありがたい。助かる。

レストランには何料理であれ、特に庶民的なところは必ずヴィーガン・メニューの選択肢がある。逆にハイソで王道的なフレンチ・レストランとかにはヴィーガン・オプションが無かったりする。まあ、もちろん寿司屋とか。オーソドックスをオーソドックスのまま提供することに価値があるのだろう。

調味料や、冷凍食品や、加工食品などもヴィーガンのものが豊富だし、他のものと同じ値段で買える。ミルクひとつとっても、豆乳だけでなく、アーモンドやカシューなどのナッツ系のミルク、フラクスなどの甘味料の原材料となる植物系のミルク、味も少しずつ違っておもしろい。私はアーモンド&カシューが好き。フラクスは癖がないので、豆乳とかアーモンドが苦手な人にもおすすめ。

 

で、今日ちょっと書きたいのが、ビヨンド・バーガーのこと。

 

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これ。パテがふたつ入ってるよ。

 

ネットで見かけたことがある人もいるかもしれないけれど、ヴィーガンのハンバーグパテのことだ。ちなみに、動物性原材料を使わずにできている肉もどきのことを、ビヨンド・ミートと呼んだりする。

いろんな種類があってどれもおいしいんだけど、この前食べたやつ(写真のやつ)が、驚きの肉感だったから。何年も肉を口にしていないパートナーは、一口食べて「これ牛肉じゃないの?」と言って、本気で疑っていたというか、不安がっていた。立ち上がってキッチンまで行って、ゴミ箱から包装を取り出し、確認して漸く納得していた。

ナツメグとかスパイスの塩梅で、すごくお肉っぽくなるんだと思う。食感も味も、インディペンデント系のバーガーショップで食べるような、食べごたえのある肉厚でジューシーなパテそのもの、と言えばちょっと想像しやすいだろうか。

しかもNO GMO(遺伝子組み換え食品不使用)、グルテンフリー、大豆フリー。プロテインも1枚で20グラム。値段も2枚入りで約6ドル。物価が高いNYで、ひとり5ドル以内でめちゃくちゃおいしいバーガーが食べられるなら、それはもう安いと言える。

 

調理も、フライパンに油を引いて、両面を中火で焼くだけ。上の写真の通り。

 

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パテを焼いた油でパンを焼いてバーガーにしました。

 

もちろん、この写真の商品以外も、様々なブランドからいろんなフェイクミート商品が出ている。白身魚のフライ、チキンナゲットなど。試してないけど、イカフライが一番気になっている。

 

私はお肉も食べたいが、私はお肉が食べたいというか、お肉によって得られる快楽が欲しいようなので、フェイクミートを食べることで、お肉欲そのものも満たされる。あとプラス、過剰なストレスの下に生きる動物たちが減るならば、本当に良いなあと思うのだ。

 

日本にも気軽に買える美味しいフェイクミート、ヴィーガン商品がもっとあったらなあと思う。そしてそれが自然食品店とか、オーガニックのお店だけで買えるわけじゃなくて、普段遣いのスーパーで手に入ることが理想だよなあ~~。

 

商品リンク貼っておきます。商品写真がまた美味しそう!そしてこの写真に嘘はない。

 

smile.amazon.com