モロッコから帰国、旅は続くし、世界はこわくない

日本に帰ってきました〜〜!無事、帰国。移動時間24時間。

 

大きな、大きな、旅でした。

心身はまだ、船と波に揺られているような感覚。

 

コラボレートしたモロッコのミュージシャン、マルアンさんからの大きな問いかけが心の中に残っている。

「何が、菜美の性格をそんなに純粋に保っているの?」

他のモロッコのミュージシャンも、

「その純真を大切にして」と言っていた。

 

メキシコの女優、オヘニアさんは、

「センターに立つことを恐れないで。立たなければならない。あなたはそれを受け取るに値する人だから」

「自分で止められない情熱とエネルギーを、ありのままもっと舞台に使って」

精神に響く言葉をくれた。魂の言葉。

彼女は、私のパフォーマンス・アートの先生、メキシコ人女優、ビオレタ・ルナさんの同窓であったり、ビオレタさんに出会うきっかけを作ってくれた上智大学教授の吉川恵美子先生のことも知っていた(!)。

なんと世界は大きく、狭く、巡るのか。

 

自分が恐れていたことを、多くの人が受け取ってくれて。

こわごわとだったけれど、両手足をのびのびと伸ばせるだけ伸ばした2週間だった。

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広い広いこの世界で。

みんなの毎日がそれぞれ並行して巡っているということをよく感じる。

東京に戻った今日も。

ロッコチュニジア、スペイン、フランス、メキシコ、エジプト、ドイツ・・・

多くの国でそれぞれの人生の時間が過ぎていっている。

みんながみんなであり続ける限り、

私が私であろうとする限り、

私たちそれぞれが乗っている惑星は、必ずクロスするでしょう。

 

旅の終わり。少しずつ着地しながら。こんなことを感じました。

日本に完全着地せずに、いい感じで浮いていこう。

 

7月16日の誕生日まで、あと少し。